2024年7月31日付けで解消されました。
(以下は当時の内容となります。)
約1年ぶりに含み損が5%を超過致しました。
含み損割合が多い通貨ペアの状況と見解について解説致します。
<2024年7月21日 21:00時点>
- 含み損:3.0~3.5%推移
- ±0レート付近:1.1045
※相場が逆行した場合は、さらに含み損率が大きくなります。
- 対象ペア:AUDNZD(豪ドル/NZドル)
- エントリー開始日:2023年6月13日
- 開始レート:1.07558
- ポジション:売りを保有
- 複数ポジション構築
- 含み損:2.5~3.0%推移
- ±0レート付近:1.1045
※相場が逆行した場合は、さらに含み損率が大きくなります。
*含み損が多い通貨ペア|AUDCAD
*含み損を保有中でも『出金申請』の操作は可能です。(含み損の決済は必要となります。)
AUD/NZDの今後を分析|2024/7/12時点
NZドルが売られ、豪ドルが買われている要因について、以下の観点から解説していきます。
- ファンダメンタル分析(中期目線)
- テクニカル分析(短期目線)
ご不明な点が御座いましたら、公式LINE経由でご質問をくださいませ。
*為替相場のため、100%この通りになるという事では有りませんので、ご理解・ご認識頂いた上で現状報告を致します。
ファンダメンタルズ分析
ニュージーランド(RBNZ)は、2024年5月会合にて以下の声明文を発表しました。
- 利上げの可能性に議論した
- インフレ抑制のために金融政策は引き締め姿勢を維持する必要
- 政策金利見通し、ピークは2024年12月末の5.65%(前回2月時は2024年9月末の+5.60%)
- (現在)政策金利を下回るのは2025年9月以降(前回2月時は2025年3月以降)
かなりの「タカ派」でした。
上記のように金利ピーク予想を引き上げしていること・利上げ議論をしている内容を声明文に記載されていたことで、利下げ時期が大きく後退することになりました。
(5月時点)インフレを抑えきれない状況が続いており、高い金利水準を維持しないといけない状況であることに変わりはなかった。
そしてマーケット目線では、RBNZのタカ派は続くだろうと推測されておりましたが、7月会合にて、「ややハト派」に転換したことがきっかけで、AUD/NZDのレンジ高値を上抜いた状況となりました。
2024年7月会合にて以下の声明文を発表しました。
- 金融政策が制限的であり続ける必要があることに合意
- ヘッドライン・インフレ率は今年後半に1-3%の目標範囲内に戻ると予想
- 生産能力への圧力と企業の価格設定の低下に伴い、インフレの持続性が緩和される兆しがある
前回会合では2025年7-9月(第3四半期)まで利下げする可能性は低い内容でしたが、今回の声明では「利上げ」への言及はなく、インフレが年内に1-3%の目標バンドに戻ると予想されていて、「若干ハト派?」と捉えられる内容でした。
5月RBNZ会合で「利上げ議論」から7月には「インフレ率が目標範囲に戻る」など声明文に大きな変化があり、RBAのタカ派姿勢による勢いがあったことが要因で、抵抗ラインを上抜けたと考察しています。
RBNZが5月同様に「タカ派」を貫いていれば、AUD/NZDの上値を抑える要因となっていましたが、今回7月会合にて「若干ハト派」に転換したことで、ラインを上抜けてしまいました。
この上値を抑えるシナリオは以下となります。
- 豪州:ハト派への転換
- ニュージーランドCPI:強い数字(7/17)
- 豪州四半期CPI弱い数字(7/31)
7月のイベントで言えば上記になるのではないでしょうか。
上記以外の7、8月の意識されるイベントのスケジュールです。
【豪州】
- 7月18日:豪雇用統計(6月)
- 7月30日:豪小売売上高(6月)
- ⚫︎7月31日:豪四半期CPI(4-6月期)・月次CPI(6月)
- ⚫︎8月5-6日:RBA政策金利
【ニュージーランド】
- 8月7日:雇用統計
- 8月8日:インフレ期待
- ⚫︎8月14日:RBNZの政策会合
テクニカル分析
テクニカル分析では、一旦の調整反発材料は複数あります。
(白ライン)「2022年以降の値幅は、1.05500〜1.11000」のレンジ幅になります。
(現在)上限ラインを推移しており、この辺りで一時的な反発を想定しています。(オーバーシュートは想定内)
オシレーター系(RSI&RCI)ともに買われすぎゾーンに突入している状態です。
【RSI(日足)】78%まで到達している状況の為、テクニカル的には反転の示唆として捉えることができます。
反発のキーポイントとなるレートは「1.11000」になります。
直近最高値に到達後は、一旦の利確が入り、上値更新が否定されやすい状況になることもあるので、まずは反発に期待をしながら静観している状態です。
まとめ
相場が逆行した時の一般的な判断は以下となります。
- 損切り(仕切り直しして利益をまた積み重ねるマインド)
- このまま保有し続ける
- 自動売買システムを停止、裁量による判断
(2024年7月12日時点)
自動システムの稼働を停止させ、裁量トレードによる判断を考えています。
まずはファンダメンタルズ分析に基づき、豪州の経済指標確認(結果)を行う予定です。
またテクニカル分析的には、相場が大きく偏っている状況の為、調整による下落も考え戦略的様子見といたします。
*含み損が多い通貨ペア|AUDCAD
*含み損を保有中でも『出金申請』の操作は可能です。(含み損の決済は必要となります。)
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