FX MARKET REPORT
為替市況レポート
発行:2026年10月3日(土)
対象週:2026年9月28日〜2026年10月2日
USD/JPY
157.865

+0.40%

EUR/USD
1.12521

−1.16%

XAU/USD(今週の注目)
4141.53

−3.37%

今週のポイント
  • 1米長期金利は週前半に上昇し、10年債利回りは1日に一時5.3445%と2002年4月以来の高水準を付けた(ロイター)。2日発表の9月雇用統計は非農業部門雇用者数が2万9000人増と、ロイター集計の市場予想(9万人増)を大きく下回り、7・8月分も合計6万人下方修正され、失業率は4.1%から4.2%へ上昇した(ロイター)。10月FOMCでの利上げ観測は週を通じて後退し、CMEのフェドウオッチでは週末に22.7%と、1週間前の64.2%から低下した(ロイター)。ただ10年債利回りは2日は上昇に転じ、週間では10bp上昇した(ロイター)。
  • 2ドル円は週前半、157円台を中心にもみ合い、30日には一時156円台前半まで円高が進んだ。1日は日銀が公表した9月会合の「主な意見」で、内閣府出席者が既往の利上げの累積的な影響を十分点検するよう求めていたことが判明し、追加利上げをけん制したとの受け止めが広がった(時事通信)。9月短観とあわせて連続利上げ観測が後退し、円は主要10通貨(G10)で最も下げた(Bloomberg)。2日は雇用統計を受けて円買いが先行し一時156円台後半まで上伸したが(時事通信)、NY午後5時は157円79~89銭と、1日から23銭の円高にとどまった(共同通信)。ドルは対円で週間3週連続の上昇となった(ロイター)。
  • 3ユーロドルは、仏政府が1日に提出した2027年度予算案を巡る財政懸念を背景に、1日のNY市場で2025年5月以来・17カ月ぶりの安値を付けた(ロイター)。仏10年債利回りは1日に2002年以来の高水準を付け(ロイター)、2日には約25年ぶりに5%近辺まで上昇する場面もあった(ロイター)。2日は雇用統計を受けてドルが上昇分を一部削り、ユーロは終盤0.13%高の1.12580ドルとなったが、週間では4週連続安と2025年5月半ば以来の最長となった(ロイター)。
  • 4原油(WTI原油)は乱高下した。29日はサウジアラビアのパイプライン復旧・輸出再開で大幅反落し(共同通信)、米政権の戦略石油備蓄(SPR)追加放出方針も重しとなった(Bloomberg)。1日は米国が中東に3隻目の空母と追加部隊を派遣したとの報道で続伸した(共同通信)。2日はG7がディーゼル燃料(軽油)などの石油備蓄1億バレルを今後4カ月で放出すると決め、供給不安が後退して反落した(共同通信)。
ロイター「NY市場サマリー(1日)利回り上昇一服、ユーロ下落 株上昇」(10/2 7:02配信、Yahoo!ニュース配信)/ロイター「米9月雇用者数2.9万人増に鈍化、失業率4.2% 利上げ観測後退」(10/2 21:58配信・10/3 3:39更新、Yahoo!ニュース配信)/ロイター「米国株式市場=続伸、雇用統計受け利上げ観測後退 小型株高い」(10/3 6:26配信、Yahoo!ニュース配信)/ロイター「NY市場サマリー(2日)利回り反転上昇、株続伸 ドル対ユーロで4週連続高へ」(10/3 6:15配信、Yahoo!ニュース配信)/時事通信「〔NY外為〕円続落、158円近辺=日銀利上げ「けん制」発言で(1日)」(10/2 7:00配信・7:26更新、Yahoo!ニュース配信)/Bloomberg「日銀「主な意見」で円下落、10月利上げの示唆乏しい-短観も決め手欠く」(10/1 12:28配信、Yahoo!ニュース配信)/時事通信「NY円上伸、一時156円台 米雇用統計受け円買い」(10/2 22:32配信・10/3 0:08更新、Yahoo!ニュース配信)/共同通信「NY円、157円台後半」(10/3 6:23配信・6:40更新、Yahoo!ニュース配信)/ロイター「NY外為市場=ドル、対ユーロで4週連続高へ 雇用統計受け上昇一服」(10/3 6:16配信、Yahoo!ニュース配信)/ロイター「NY外為市場=ユーロ/ドル17カ月ぶり安値、仏債利回りが急上昇」(10/2 6:08配信・6:16更新、Yahoo!ニュース配信)/ロイター「欧州市場サマリー(1日)」(10/2 4:08配信、Yahoo!ニュース配信)/共同通信「NY原油、1カ月ぶり安値 終値89ドル台、供給増観測で」(9/30 5:53配信・7:06更新、Yahoo!ニュース配信)/Bloomberg「原油反落、ホルムズ迂回のサウジ供給が拡大-米の備蓄放出発表も重し」(9/30 5:09配信、Yahoo!ニュース配信)/共同通信「NY原油続伸、終値92ドル台 米空母追加派遣で供給懸念」(10/2 5:59配信・6:16更新、Yahoo!ニュース配信)/共同通信「NY原油反落、終値91ドル台 G7放出決定で供給不安が後退」(10/3 5:44配信・6:06更新、Yahoo!ニュース配信)
SECTION 01市場概況
固定掲載:USD/JPY・EUR/USD|3銘柄目は今週の変動率が最大の銘柄(今週はゴールド(XAU/USD))。週レンジ・週R1などの用語は文末の「用語メモ」参照。
USD/JPYドル円
157.865
週レンジ:156.384 – 158.467

USD/JPY 1時間足チャート(直近2週間・週終値/週R1/週S1ライン入り)

週前半は157円台を中心にもみ合い、30日には一時156.383円まで円高が進む場面もあった(自社レートフィード)。1日は日銀が公表した9月会合の「主な意見」で、内閣府出席者が既往の利上げの影響点検を求めていたことが判明し、政府側が追加利上げをけん制したとの受け止めが広がった(時事通信)。9月短観とあわせて連続利上げ観測が後退し、円は主要10通貨(G10)で最も下げた(Bloomberg)。2日は9月雇用統計が市場予想を下回ったことを受けて円買いが先行し、一時156円台後半まで上伸したが(時事通信)、NY午後5時は157円79~89銭と、1日から23銭の円高にとどまった(共同通信)。週間ではドルが対円で3週連続の上昇となった(ロイター)。

EUR/USDユーロドル
1.12521
週レンジ:1.12160 – 1.13948

EUR/USD 1時間足チャート(直近2週間・週終値/週R1/週S1ライン入り)

仏政府が1日に提出した2027年度予算案(総額540億ユーロ相当の節減策)を巡り、赤字削減の実現に懐疑的な受け止めが投資家に広がり、仏10年物国債利回りは一時4.96%まで上昇した(ロイター)。ユーロドルは1日のNY市場で2025年5月以来・17カ月ぶりの安値を付けた(ロイター)。2日も仏10年債利回りが約25年ぶりに5%近辺まで上昇する場面があったが、雇用統計を受けてドルが上昇分を一部削り、ユーロは終盤0.13%高の1.12580ドルとなった。週間では4週連続安と、2025年5月半ば以来の最長となった(ロイター「NY外為市場=ドル、対ユーロで4週連続高へ」)。

XAU/USDゴールド
4141.53
週レンジ:4111.79 – 4287.40

XAU/USD 1時間足チャート(直近2週間・週終値/週R1/週S1ライン入り)

週明け28日に、原油高によるインフレ懸念とFRBの追加利上げ観測が重しとなって下落し(ロイター)、自社レートフィードではこの日だけで4.00%下げた。週の高値・安値はいずれもこの日に付けており、火曜以降は4100ドル台から4200ドル台前半で上下した。金曜は雇用統計を受けた利上げ観測の後退で一時上昇したものの、ドル高と米長期金利の上昇が重しとなって反落し、中心限月の清算値は1%安の4162.30ドル、金現物は0.9%安の4140.06ドルで、週間では3.4%安となった(ロイター)。

SECTION 02プロの解説 ― 注目ニュース
今週の相場に影響したヘッドラインを影響度(★)付きで掲載。
米9月雇用統計が大幅下振れ、10月の追加利上げ観測が後退★★★

2日発表の9月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が2万9000人増と、ロイターがまとめた市場予想(9万人増、予想レンジ3万5000~18万人増)を大きく下回った。7月分は2万1000人増から1万人減へ、8月分は16万2000人増から13万3000人増へ、それぞれ大幅に下方修正された。失業率は4.1%から4.2%へ上昇した(ロイター「米9月雇用者数2.9万人増に鈍化」)。発表後、金利先物市場が織り込む10月のFOMCでの利上げ確率は、これまでの「4分の1超」から「6分の1未満」に低下した(ロイター「米10月利上げ観測後退」)が、その後は約23%と前日とほぼ同じ水準に戻った(ロイター「米9月雇用者数2.9万人増に鈍化」)。為替市場では円買いが先行し、円相場は一時156円台後半まで上伸した(時事通信)。債券市場では当初国債が買われたものの、その後は売りが再燃し、10年債利回りは4.72bp上昇の5.281%で終えた(ロイター「NY市場サマリー(2日)」)。株式市場では利上げ観測の後退を受け金利に敏感な銘柄が買われ、ダウ工業株30種平均は250.40ドル高の5万1176.96ドル、S&P総合500種は56.27ポイント高の7722.72で取引を終え、中小型株で構成するラッセル2000指数は0.9%高と、一日の上昇率としては過去1カ月で最大となった(ロイター「米国株式市場=続伸」)。米雇用統計は最重要指標で、ロイター・時事通信・共同通信が報じたため、影響度は★★★とした。

日銀「主な意見」で政府側の利上げけん制が判明、連続利上げ観測が後退し円安★★★

日銀が1日に公表した9月会合の「主な意見」で、内閣府出席者が既往の利上げの累積的な影響を十分点検するよう求めていたことが判明し、追加利上げをけん制したとの受け止めが広がった(時事通信)。9月短観とあわせて連続利上げ観測が後退し、円は1日の外為市場で主要10通貨(G10)で最も下げた(Bloomberg)。1日のNY市場でも円売り・ドル買いの流れが続き、円相場は1ドル=158円近辺に下げた(時事通信)。週末2日は9月雇用統計を受けて円買いが先行し、一時156円台後半まで上伸した(時事通信)。日銀の「主な意見」は最重要(中銀の議事録・議事要旨と同じ扱い)で、Bloomberg・時事通信が報じたため、影響度は★★★とした。

ユーロドルが17カ月ぶり安値、仏財政懸念で国債利回りが急上昇★★★

予算案の提出を控えた30日には、財政赤字を巡る不安や大統領選を来年4月に控えた政治的不確実性から仏国債が売られ、ドイツ国債に対する上乗せ利回りは125bpと2012年半ば以来の水準に拡大していた(Bloomberg)。フランス政府は1日、財政赤字の対GDP比を今年度の5.4%から2027年度に5%へ縮小させることを目指し、総額540億ユーロ相当の節減策を盛り込んだ2027年度予算案を議会に提出した。大統領選を来年に控えて与野党の対立が深まっており、赤字削減の実現に懐疑的な受け止めが投資家に広がった(ロイター「仏政府が27年緊縮予算案提出」)。仏10年債利回りは1日に2002年以来の高水準を付け、ドイツとの10年債利回り格差は約140bpと2012年5月以来の水準に拡大した(ロイター「欧州市場サマリー(1日)」)。ユーロドルは1日のNY市場で2025年5月以来・17カ月ぶりの安値を付けた(ロイター「NY外為市場=ユーロ/ドル17カ月ぶり安値」)。2日も仏10年債利回りが約25年ぶりに5%近辺まで上昇する場面があり、ユーロは週間で4週連続安と、2025年5月半ば以来の最長となった(ロイター「NY外為市場=ドル、対ユーロで4週連続高へ」)。1日にはユーロドルが平常の2倍を超える値幅で動き、仏財政を巡る懸念をロイター・Bloombergが報じたため、影響度は★★★とした。

原油が乱高下、週末はG7の石油備蓄放出決定で反落★★

29日は、サウジアラビアが稼働を一時停止していたパイプラインを復旧させ紅海沿いの港から石油輸出を再開したことで供給増加が見込まれ、WTI11月渡しは3.22ドル安の1バレル=89.38ドルと約1カ月ぶりの安値で取引を終えた(共同通信)。トランプ政権が戦略石油備蓄(SPR)から最大4000万バレルを追加放出する方針を発表したことも重しとなった(Bloomberg)。1日は米国が3隻目の空母と追加部隊を中東に派遣したとの報道を受けて供給混乱への懸念が強まり、WTIは2.45ドル高の92.87ドルと続伸した(共同通信)。2日は、主要7カ国(G7)が国際エネルギー機関(IEA)を通じてディーゼル燃料などの石油備蓄1億バレルを協調放出すると発表し(ロイター)、供給不安が後退して、WTI11月渡しは1.76ドル安の91.11ドルで取引を終えた(共同通信)。29日には原油がこの日だけで3%を超えて下落し、中東の供給を巡る地政学リスクが週を通じて材料となったため、影響度は★★とした。

SECTION 03主要な市場データ
FX通貨ペア
銘柄 週終値(金曜NY) 週間騰落
USD/JPY 157.865 +0.40%
EUR/USD 1.12521 −1.16%
GBP/USD 1.32400 +0.03%
AUD/USD 0.69554 −0.86%
USD/CHF 0.82880 +0.03%
USD/CAD 1.42513 +0.78%
EUR/JPY 177.627 −0.76%
株価指数
銘柄 週終値(金曜NY) 週間騰落
US30(NYダウ)※2 51,177 −0.91%
US500(S&P500) 7,722.72 +0.01%
US100(ナスダック100) 30,807.93 +1.25%
商品・金利
銘柄 週終値(金曜NY) 週間騰落
XAU/USD(ゴールド)※4 4,141.53 −3.37%
WTI原油(USOIL)※5 90.31 −1.94%
DXY(ドル指数) 101.92 —※3
米10年債利回り 5.277% —※3
VIX(恐怖指数) 15.31 —※3

※ 週間騰落は月曜始値と金曜NY終値の比較(レートフィード算出)。

※2 株価指数は現物指数。MT4/MT5の「US30」「US500」「US100」は現物参照のCFDのため、ほぼ同水準でご覧いただけます。ニュース欄の「ナスダック総合」は本表のナスダック100とは別の指数です(文末の「用語メモ」参照)。

※3 DXY・金利・VIXは週次の変化がフィードに無いため「—」表示。

※4 XAU/USDはスポット(現物)の金価格です。

※5 USOILはWTI期近先物に連動するCFD系列です。ニュースで報じられる「WTI原油先物」は特定限月の清算値であるため、終値・騰落率とも本表とは一致しません。

出典:全数値=自社レートフィード(FXDaily-Levels、daily 2026-10-03 06:20 JST取得)

SECTION 04来週の重要イベント

来週(10/5〜10/9)の★★★の指標・イベントは次の11件です。

16:4510/5(月)独・ナーゲル独連銀総裁の発言(経済・金融政策について講演)★★★
fxshihyo・みんかぶFX「来週の主な予定」(10/3 07:50配信、記事380675)の両方で確認。独連銀総裁は一国の中銀トップのため★★★です。
23:0010/5(月)米・ISM非製造業景気指数(9月)★★★
fxshihyo・みんかぶFXの2社で確認。ISM製造業・非製造業はいずれも★★★です。
時刻未公表10/5(月)西・エスクリバ スペイン中銀総裁の発言(金融教育イベント出席)★★★
要人発言のため時刻は未公表です。みんかぶFX「来週の主な予定」(10/3 07:50配信、記事380675)にのみ掲載がある単独ソースです。スペイン中銀総裁は一国の中銀トップのため★★★です。
時刻未公表10/5(月)墺・コッハー オーストリア中銀総裁の発言(金融イベント・金融会議出席)★★★
要人発言のため時刻は未公表です。みんかぶFX「来週の主な予定」(10/3 07:50配信、記事380675)にのみ掲載がある単独ソースです(同日に金融イベントと、BISのデコス総支配人との金融会議の2件)。オーストリア中銀総裁は一国の中銀トップのため★★★です。
15:3510/6(火)日・植田日銀総裁の発言(全国証券大会あいさつ)★★★
fxshihyo(時刻15:35)・みんかぶFX「来週の主な予定」(全国証券大会での挨拶)の両方で確認。日銀総裁は一国の中銀トップのため★★★です。
時刻未公表10/6(火)クロアチア・ジグマン中銀総裁の発言(金融市場監督会議出席)★★★
要人発言のため時刻は未公表です。みんかぶFX「来週の主な予定」(10/3 07:50配信、記事380675)にのみ掲載がある単独ソースです。クロアチア中銀総裁は一国の中銀トップのため★★★です(前総裁のブイチッチ氏はECB副総裁に転じています)。
時刻未公表10/6(火)芬・レーン フィンランド中銀総裁の発言(経済見通しについて講演)★★★
要人発言のため時刻は未公表です。みんかぶFX「来週の主な予定」(10/3 07:50配信、記事380675)にのみ掲載がある単独ソースです。フィンランド中銀総裁は一国の中銀トップのため★★★です(ECBのレーン理事・チーフエコノミストとは別人です)。
03:0010/8(木)米・FOMC議事録公表(9月15日・16日開催分)★★★
fxshihyo・みんかぶFXの2社で確認。中銀の議事録・議事要旨のため★★★です。
20:3010/8(木)欧・ECB議事要旨公表(9月9日・10日開催分)★★★
fxshihyo・みんかぶFXの2社で確認。中銀の議事録・議事要旨のため★★★です(fxshihyo自身の重要度表示は2段階ですが、本表の判定基準では議事要旨は★★★に当たります)。
21:1510/8(木)英・ベイリーBOE総裁の発言(トルコ中銀主催イベント出席)★★★
fxshihyo・みんかぶFXの2社で確認。英中銀総裁は一国の中銀トップのため★★★です。
時刻未公表10/9(金)白・ウンシュ ベルギー中銀総裁の発言(金融政策講演)★★★
要人発言のため時刻は未公表です。みんかぶFX「来週の主な予定」(10/3 07:50配信、記事380675)にのみ掲載がある単独ソースです。ベルギー中銀総裁は一国の中銀トップのため★★★です。
出典:fxshihyo.com 経済指標カレンダー(主)/みんかぶFX 経済指標カレンダー(照合)
※来週(10/5〜10/9)に発表予定の★★★のみを掲載しています。予想・前回の数値は掲載しません。中銀トップの発言の一部は、みんかぶFX「来週の主な予定」(10/3 07:50配信、記事380675)にのみ掲載がある単独ソースです(各カードの補足に明記)。主要中銀7行(FRB・日銀・ECB・BOE・RBA・SNB・BOC)の公式カレンダー・スピーチページを確認済みです。
SECTION 05来週の注目水準とシナリオ
※本セクションは中立的な水準提示のみです。売買の推奨・指示ではありません。
上値・下値のメドは週足ピボット(算出元週:2026-09-28〜2026-10-02)による目安です。
USD/JPY
157.865
上値メド158.760(週R1)
下値メド156.677(週S1)

今週は1日の日銀「主な意見」を受けて円安が進み、週間ではドルが対円で3週連続の上昇となった。来週は6日(火)の植田日銀総裁の発言(全国証券大会あいさつ)や8日(木)のFOMC議事録公表(9月15日・16日開催分)が焦点となりそうだ。週足の週R1・週S1が上下のメドとして意識されやすい。

EUR/USD
1.12521
上値メド1.13592(週R1)
下値メド1.11804(週S1)

今週はフランスの財政を巡る懸念から17カ月ぶり安値を付け、4週連続安となった。来週も仏の予算審議の行方に加え、5日(月)の米ISM非製造業景気指数、8日(木)のECB議事要旨公表(9月9日・10日開催分)が材料となりそうだ。週足の週R1・週S1が上下のメドとして意識されやすい。

XAU/USD
4141.53
上値メド4248.69(週R1)
下値メド4073.08(週S1)

今週は週明け28日の急落が響き、週間で3%超の下落となった。来週は米国の金利観測の変化に加え、地政学リスクの動向が焦点となりそうだ。週足の週R1・週S1が上下のメドとして意識されやすい。

用語メモ
ADR20(平均日次レンジ)
過去20営業日の「1日の値幅(高値−安値)」の平均。たとえばADR20が1.10円(110pips)なら、「普段は1日におよそ1.1円動くのが平均的」という目安になる。その日の動きが大きいか小さいかを測る物差しで、損切り幅・利幅の設計にも使われる。
週レンジ
月曜〜金曜の1週間で付けた高値と安値の値幅。ADR20(1日あたりの平均値幅)とは単位が異なるため比較はしていない。1週間を通してどれだけ値が動いたかの目安としてご覧いただきたい。
ナスダック総合とナスダック100の違い
ニュースで「ナスダック」と報じられるのはナスダック総合で、ナスダック市場に上場する約3,000銘柄すべてを対象にした指数。一方、本レポートの表に掲載しているのはナスダック100で、金融を除く時価総額上位100銘柄で構成される。MT4/MT5の「US100」はこちらを参照しているため、お手元の画面と同水準の値になる。別の指数なので、値も変動率も一致しない点にご注意を。
週R1/週S1(週足ピボット水準)
週足の高値・安値・終値から計算される、1週間単位の目安の価格。火〜金の号で使うR1/S1が前日1日分から計算するのに対し、こちらは直近の1週間(月曜〜金曜)をひとまとめにして計算する。そのぶん値幅が広く、来週1週間を通して意識されやすい水準になる。週R1は上側の抵抗、週S1は下側の支持の第1目安。算出元の週はSECTION 05に明記している。
データ・情報の出典

レート・注目水準(週足ピボット)・週高安:自社レートフィード FXDaily-Levels(daily 2026-10-03 06:20 JST取得)

ニュース・市況:ロイター(news.yahoo.co.jp配信)、Bloomberg(news.yahoo.co.jp配信)、共同通信(news.yahoo.co.jp配信)、時事通信(news.yahoo.co.jp配信)

経済指標予定:fxshihyo.com(主)+みんかぶFX(照合)。来週(10/5〜10/9)の★★★のみ(一部は中銀トップの発言等で単独ソース)


本レポートは情報提供のみを目的としており、特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。掲載情報の正確性には万全を期していますが、その内容を保証するものではなく、投資判断は自己責任でお願いします。ニュースの著作権は各配信元に帰属します。