- WTI原油が急落: 米・イラン協議進展への期待から供給懸念が後退(週間-9.80%)
- 株価指数が大幅反発: 雇用悪化を受けた利上げ観測後退でUS100が週間+5.12%の急伸
- 金(XAU/USD)が急騰: ドル安と利上げ観測後退を背景に金買いが加速(+7.35%)
- 来週の注目: 米CPI(消費者物価指数)と米小売売上高に市場の関心が集中
米7月雇用統計で非農業部門雇用者数が2.3万人減少し、5・6月分も合計10.3万人下方修正されました。これを受けてFRBの利上げ観測が後退し、金利上昇への警戒が和らいだことが、テクノロジー株を中心とする買い戻しにつながり、US100は週間+5.12%となりました。株高は景気改善を意味するものではなく、雇用悪化と金融政策観測の変化が同時に表れた動きとして整理されます。
米7月雇用統計の悪化を受けてドル安とFRBの利上げ観測後退が進み、金への買いが強まりました。XAU/USDは週間+7.35%となりました。地政学要因も変動要因の一つですが、今週は米雇用指標と金融政策観測の変化が主因として市場を牽引しました。
WTI原油(USOIL)は、7/31の84.67ドルから8/7の76.37ドルへ下落し、週間-9.80%となりました。週初は米・イラン協議進展への期待から供給懸念が後退し、原油価格が大きく下落しました。その後も地政学ヘッドラインに反応する不安定な展開となっています。
米商品先物取引委員会(CFTC)が公表した最新データ(Legacy COT / Futures Only / Non-Commercial、8月4日基準)によると、USD/JPYの投機筋ネットポジションは+45,473枚となり、前週から-117,939枚の大幅縮小となりました。これは投機筋のUSD/JPY買い偏りが縮小したことを示す補助材料です。
⚠️ 注意:USD/JPYは週間+0.21%上昇していますが、CFTCネットは+163,412枚から+45,473枚へ縮小しており、価格上昇とポジション変化は一致していません。CFTCデータは火曜日基準のため、週後半の動きは反映されていない点にご留意ください。
⚠️ 米10年債:CFTCネットは-876,119枚から-979,243枚へ売り偏りが拡大。一方、米10年債利回りは週間-8.5bpとなり、債券先物ポジションと市場トレンドは一致していません。
【データ出典】
為替・XAU/USD(スポット価格)・WTI(USOILスポット相当):FX Daily Levels(当社集計)
US30・US500:Reuters
US100:Nasdaq公式NDX履歴(補完:CNBC NDX)
VIX:Cboe公式
投機筋ポジション:CFTC公式(CME・日本円先物) / CFTC公式(CBOT・米10年債) / cot-feed.json
経済指標予想・重要度:fxshihyo.com
米雇用統計:BLS雇用統計プレスリリース
日銀:日銀金融政策決定会合カレンダー
公式情報:RBA金融政策 / BLS発表スケジュール / ONS GDP / Census Bureau小売
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